いわのぼり(ボウルダー)
園庭に新しくクライミング遊具が入りました
専門用語では「ボウルダー」といいますが、園では「いわのぼり」と呼ぶことにしました
子どもたちには、常に人気の高い場所になっています
 トラックに乗った遊具が届きました

 ユニックで慎重に降ろしていきます

 裏側も強化プラスティックでしっかりと補強してあります

 無事着地

 自由遊びの時間になるや否や、子どもたちが群がりました

 まるで角砂糖に群がる蟻のようです

 まんなかをがトンネルを貫いており、反対側へ出られるようになっています



詳 細

このボウルダーはフルオーダーで作成しましたので、世界に2つと無いものです

A面

この面は一番難易度が低い面となっていてます

手がかり足がかり(ホールド)がはっきりとしており、年少組の子どもたちでも登ることが容易です

B面

角度は垂直に近いのですが、ホールドが深めにしてありこちらも比較的登り易い面になっています

C面

こちらは垂直より少し緩い角度にしてありますが、ホールドが浅めにしてありますので、B面よりも難易度が高くなっています

トンネルの入り口もB面より低いところにあります

D面

この面は上部がオーバーハング(せり出した形)にしてあり、両腕でしっかりと懸垂をしないと登れないようにしてあります

右側がより難易度が高い造りにしてあります

ボウルダー全体は、3段の階段状にしてあり座って休めるようにしてあります

技術と力が付いたら足を地面に着かずに1周したり、一つ一つの段を編むようにして昇り降りできる様になります

一番難易度が高いコースは、「D面から足をつかずに1周し、D面右側を登ってB面を降り、トンネルを潜ってC面を登り、D面右側から降りられる」というコースです

これができればクライミングの達人です


ただ楽しいだけではなく、体力づくりができるものとして導入しました
可児市周辺も昔とは環境が変化し、普段の各家庭での過ごし方もずいぶん違ってきています
都会では、四肢で自分の体重さえ支えられない体力不足の子どもが増えているといわれます
野山を駆け巡って木登りをしたり、川を泳いだり重いものを持ち上げるような遊びをしている子どもならなんら問題ないのですが、整備されすぎた公園やデジタルゲームでしか遊んだことの無い子どもたちはそうなっても仕方ないのかもしれません
かわい幼稚園のこどもたちには、四肢はもちろん全身の力とバランス感覚、体捌きを養い丈夫で元気に育ってもらいたいものです
ご家庭でもそのような観点から家庭での生活や、休日の過ごし方を考えてあげてください

中にはこのような遊具は危険ではないかとの声もありますが、危険だからこそ面白く学びがあるのです
最近は安全とか安心を掲げて大人が介入しすぎ、子どもの遊びから学びの機会を奪ってしまうことが多く見られます
どのような道具も使いようによっては人を助けますが、間違えば傷つけることになるのです
大人の間違った介入で排除してしまうのではなく、それがいったいどういうことかを子どもたちに伝えていくのが子どもたちにしてあげられることではないでしょうか

こういった遊具で得られることは数多くあります

・自分の体力を知る
・他人と自分の比較
・譲り合う精神
・より高度な行動へのチャレンジ
・友達と共有する楽しさ
・ギリギリのところで踏ん張るワクワク感
・安全と危険なことの認識
・お気に入りの場所の発見
・体力づくり
・バランス感覚の養成
・無駄の無い体捌き

等、たくさんの効果が期待できます。


 
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